ぎっくり腰について

ぎっくり腰は、腰部に突如として強い痛みや違和感が生じる症状で、日常生活や動作に大きな支障を及ぼすことがあります。

 

主に、前かがみや腰を反らす動作が困難になり、動かすたびに「ピキッ」と鋭い痛みが走ることが特徴です。痛みが発生すると、立ち上がる、座る、歩くといった基本的な動作さえも苦痛となり、無理に動かすと腰周辺の筋肉が緊張し、痛みが一層強くなることもあります。

 

ぎっくり腰は再発しやすいので、軽視すると慢性的な腰痛に繋がる可能性があります。早期に安静を保ち、必要に応じて専門家から適切な治療を受けることで、痛みの軽減と再発防止が期待できます。当院では、個々の症状や状態に合わせた治療やアドバイスを提供しておりますので、腰に違和感や痛みを感じた際にはお気軽にご相談ください。

 

ぎっくり腰の原因について

ぎっくり腰は、腰部に突然強い負荷がかかることや不安定な姿勢、または不適切な体勢で重い物を持ち上げることが原因となります。例えば、物を持ち上げる際に背中を丸めたり、急に腰をひねるような動作は、腰の筋肉や靭帯に大きなストレスを与え、ぎっくり腰を引き起こしやすくなります。

 

さらに、長時間同じ姿勢で作業をすること、例えばデスクワークや立ちっぱなしの仕事もリスク因子となります。加えて、腹筋や背筋の筋力が不足していたり、運動不足や加齢による筋力の低下も腰部を支える力が弱まり、ぎっくり腰を招く原因となります。

 

日常生活の中での小さな動作や習慣が、予期しない瞬間に強い腰痛として現れることがあるため、普段から正しい姿勢や動作に気をつけ、適度に筋力を鍛えることが予防につながります。

 

ぎっくり腰の症状について

ぎっくり腰の症状は、急に感じる腰の強い痛みや筋肉の緊張、腰部のこわばりが特徴的です。特に、腰を曲げたり伸ばしたりする動きで痛みが増し、普段の動作でも痛みを感じることがあります。痛みが臀部や脚にまで広がることもあり、その場合、しびれや鈍さを伴うこともあります。

 

立ち上がる、歩くといった動作時に腰に不快感を感じることがあり、ひどい場合は姿勢を維持することさえ難しくなることもあります。症状が悪化すると、座っている状態から立ち上がる、物を持ち上げる、階段の昇降など、日常的な動作にも大きな支障が生じることがあります。

 

ぎっくり腰は早期に専門家による診断と治療を受けることが重要です。軽い痛みであっても放置せず、適切なケアやストレッチ、必要に応じた施術を行うことで、痛みの緩和や回復が期待できます。また、正しいケアを行うことで再発の予防にも繋がります。

 

当院では、一人ひとりの症状や生活状況に合わせた施術やアドバイスを提供していますので、腰の違和感や痛みがある場合は、ぜひご相談ください。