首コリ・首の痛み

首コリ・首の痛みとは、首まわりや肩周辺に不快感や痛みが生じる症状のことで、日常生活や仕事の動作に大きな影響を与えることがあります。
特徴としては、首を前後・左右へ動かす際に動かしにくさを感じたり、動作の瞬間に「ズキッ」「ピリッ」といった痛みを伴うことが挙げられます。症状が続くと、デスクワークや家事のような軽い動作でも首や肩に張りを感じ、頭痛や肩こりが同時に出るケースも少なくありません。
さらに、首周りの筋肉が硬く緊張するほど痛みが増し、猫背や前かがみなど姿勢が崩れることで症状が悪化する傾向にあります。長時間同じ姿勢で過ごしたり、スマートフォンやパソコン操作が続くと、筋肉に負担が蓄積され、慢性的なコリとして定着してしまうこともあります。
首コリや首の痛みは生活の質を下げ、仕事や学習のパフォーマンスにも影響を及ぼします。ぜひ早めのケアを心がけましょう。
首コリ・首の痛みの原因について

首コリ・首の痛みは、普段の姿勢や生活習慣と深く関係しています。特に、デスクワークやPC・スマートフォンの使用時間が長い方は、首や肩の筋肉に継続的な負担がかかりやすく、それが首コリの大きな原因となります。
前かがみ姿勢や顎が前に出た姿勢を続けると、首の後ろや肩周囲の筋肉が常に緊張した状態となり、血流が悪くなることで痛みや張りを感じやすくなります。加えて、ストレス・疲労・睡眠不足も筋肉の緊張を招き、首の痛みを強める要因となります。
枕やマットレスなど寝具が体に合っていない場合も、睡眠中に首へ負担がかかり、翌朝の首こりや痛みにつながります。さらに、運動不足による筋力低下や柔軟性の低下も、血行不良を招き症状を悪化させやすくなります。
これらの要因が重なることで、筋肉の緊張状態が続き、痛み・張り・だるさなどの症状として現れます。生活習慣の見直し、適度な運動やストレッチ、正しい姿勢の維持が、首コリ・首の痛みの改善に重要です。
首コリ・首の痛みの症状について

首コリや首の痛みは、大きく「急性」と「慢性」の2つに分けられます。
急性の痛みは、首や肩の筋肉・靭帯に急激な負荷がかかったときに起こりやすく、寝違えや急な動き、事故・転倒などが原因になることがあります。また、普段から無理な姿勢が続いている場合、一時的な負担増で痛みが出ることもあります。急性症状は、安静・軽いストレッチ・温めるなどの対応で比較的早く落ち着くケースが多いです。
一方、慢性的な首コリ・首の痛みは、長期間続く姿勢の乱れや筋肉の緊張、筋力低下、関節の変化などが重なって起こります。首や肩の筋肉が硬く血流が悪くなることで、痛みや張りが長く続き、改善しづらくなる傾向があります。
長時間のスマホ・PC使用や運動不足も症状を慢性化させる大きな理由です。首の痛みが続く場合は、放置せず早めに専門家へ相談することが大切です。
当院では、患者様一人ひとりの症状や生活スタイルに合わせた施術・生活指導を行っております。首や肩に違和感や痛みがある方は、どうぞお気軽にご相談ください。






